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補聴器のはたらき 

 



難聴になり、それが医学的な治療で回復しない場合、音の世界を取り戻すためには補聴器を使用するのが一般的で、現在世界中で多くの人々がその恩恵を受けています。
補聴器の基本的なはたらきは、マイクロホンで音をとらえ、その音を増幅してスピーカーから出します。しかし、ただ音を大きくしているだけでなく、さまざまなきこえの問題を解決します。

最近ではデジタル化により高機能、高性能の補聴器が開発されています。これらデジタル補聴器は耳の生理学的な研究結果をベースとして、コンピュータを用いて健聴者の蝸牛に近い機能に回復させようとするさまざまな試みが行われています。たとえば、小さな音はきこえるように大きくし、大きすぎる音は耳に負担をかけないようにし、雑音を抑制して聞きたい会話音を強調するなど以前に比べて、はるかに快適なきこえを得られるようになってきています。


補聴器はきこえを補助する器具であり、完全に健康な耳のきこえに回復させることはできません。

補聴器を使用したときと、使用しないときの差をしっかり認識して、ゆっくり、焦らず使用してゆけば、補聴器はなくてはならないものになるでしょう。